皆様、はじめまして。
「鈴木歯科矯正クリニック」の院長、坂村 亜希子(さかむら・あきこ)と申します。
私の願いは、歯並びが悪いために口元を隠して笑うような「やるせない思い」を、この世から完全になくすことです。歯並びがきれいになれば、堂々とした笑顔が取り戻せるばかりか、口腔清掃をしやすい環境が整い、一生自分の歯で食事をすることも可能になります。お口が変わると、生活や性格、健康状態までもが違ってくるのです。皆様にも、ぜひ、そのことを知っていただきたく、このサイトを立ち上げました。
前院長を務める私の父、鈴木重孝(すずき・しげたか)は、日本における矯正治療の草分け的存在で、「じゅうさん」と親しまれてきました。また、舌の力で歯並びが悪くなるという「舌癖(タングスラスト)」の考え方を提唱し続けてきましたので、「ベロの先生」と思われている方も多いと思います。
父が学んできた診療スタイルを継承しつつ、当院で勤務し始め、平成10年から皆さまの治療を担当しておりましたが、平成26年春から正式に当院を引き継ぐことになりました。これからも、ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
私は、小さなころから細かな作業が得意で、時計の分解や、からまったアクセサリーをほぐすのが大好きでした。この仕事に興味を持ったのも、ある意味で「自然な成り行き」だったと思っています。
父親の姿を見ていて感心したのは、お子様の治療が終わると、ご両親にその場から電話で報告していたこと。「きょうは、ここまで進みました」「ゴムを正しくかけていないようです」「治療が終わりに近づいています」などなど。毎回30分ほどかけて熱心に説明するその様子に、「人には、気持ちのつながりが欠かせないのだな」という思いを強くしたものです。
そこで私も、歯以外の悩みの相談に対し、積極的に対応するようにしました。ところがある日、「先生に勧められたので、会社を辞めてきました」という患者様がいらっしゃったのです。「アドバイスに関する専門性を高めたい。来院される方の気持ちに、もっと責任を持って応えたい」。そうした思いから、現在では、カウンセラーの資格も有しております。
多くの人には当たり前でも、その人にとって「絶対にイヤ」なことはあるものです。また、お子様には、褒めると伸びるタイプもいれば、叱咤激励しないと動かないタイプもいます。歯の治療も同じ事、その違いが理解できるか、気持ちを受け止められるかが重要なのではないでしょうか。特に、矯正治療を専門に扱う当院だからこそ、メンタルな部分を大切にしていきたいと考えています。
昨今の矯正治療器具は日進月歩の勢いで進化し、かつてのような「痛くて時間がかかる」ものではなくなりつつあります。大抵の場合、悩んでいる1・2年のうちに終えられるでしょう。美しい歯並びは、理想がなかなか実現しにくい世の中にあって、確実に達成できる「数少ない幸福」のひとつです。無料相談も受け付けていますので、ご来院を心より、お待ち申し上げております。
坂村 亜希子